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ドル円の来週の見通し・予想 3/23(月)~3/27(金)
★来週のドル円注目材料★
1.米FRBメンバー講演
2.ECBドラギ総裁・議会証言
3.米重要経済指標

1.米FRBメンバー講演
来週は、多数の米FRBメンバーが講演を行う。
日本19日早朝に発表された
米FOMC(連邦公開市場委員会)結果で声明文から「忍耐強く」の文言が消滅。
過去のパターンから、6月利上げの準備が整ったものの
同時に発表された米FRBメンバーの2015年末金利見通し中央値が
0.625%に引き下げられた事で
6月、9月(12月)の2回利上げよりも
9月、12月の2回利上げの可能性が浮上。
木曜日早朝のドル売り、木曜夜のドル買い、金曜夜のドル売りと
荒れた動きを演出する形となっている。
但し、FOMC発表後の記者会見で
米FRBイエレン議長は
4月の会合での利上げ可能性は低いとしながらも
6月利上げの可能性を排除しないと発言。
今年のFOMC投票権を有する
米アトランタ連銀ロックハート総裁も20日の講演で
6月、7月、9月の会合いずれも利上げが行われる可能性があると発言。
6月利上げのカードは残っている状況。
また、政治の面からでも
米議会では上下両院を共和党が抑えており
利上げへのプレッシャーが常にかかっている。
7月には再び金融政策の議会証言が行われる為
記者会見とセットで発表できる6月が最も望ましいタイミングなのは
米FRBだけでなく、市場関係者も一致する所。
改めて6月利上げのカードを市場が意識するか
来週の米FRBメンバー講演から目が離せない!
| 日付 | 日本時間 | メンバー名 |
|---|---|---|
| 3/23(月) | 17:40~ | 米クリーブランド連銀メスター総裁 |
| 3/23(月) | 23:00~ | 米サンフランシスコ連銀ウイリアムズ総裁 |
| 3/23(月) | 25:00~ | 米FRBフィッシャー副議長 |
| 3/24(火) | 19:05~ | 米セントルイス連銀ブラード総裁 |
| 3/25(水) | 19:30~ | 米シカゴ連銀エバンス総裁 |
| 3/26(木) | 17:35~ | 米セントルイス連銀ブラード総裁 |
| 3/26(木) | 22:00~ | 米アトランタ連銀ロックハート総裁 |
| 3/27(金) | 19:30~ | 米FRBフィッシャー副議長 |
| 3/27(金) | 28:45~ | 米FRBイエレン議長 |

2.ECBドラギ総裁・議会証言
来週23日(月)23:30~
ECBドラギ総裁が議会証言を行う。
ECB(欧州中央銀行)は
マイナス金利+大規模QE(量的緩和)が今月9日にスタート。
表向きは、デフレ払拭の為としているが
毎月8兆円の大規模な金融緩和を行い
ユーロ安を誘発させる事で、欧州域内の輸出産業を活性化。
日米がこれまで行ってきたパターンと同様に
景気浮揚させる計画。
米FOMC(連邦公開市場委員会)発表後にドル売りが進行。
逆にユーロ高となってしまっており
ユーロ安を誘発させたいドラギ総裁が
どのようなコメントを出してくるか要注目!
3.米重要経済指標
来週は米2月中古住宅販売件数
米2月消費者物価指数、米2月新築住宅販売件数
米2月耐久財受注、米新規失業保険申請件数
米10-12月期GDP・確報値
米3月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値に注目が集まる。
寒波の影響から住宅指標が弱い事は
市場は織り込んでおり
その他の数字の強弱がポイント。
市場予想との乖離に注意しておきたい。
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| 日付 | 指標 | 市場予想 | 前回値 |
|---|---|---|---|
| 3/23(月) | 米2月シカゴ連銀全米活動指数 | 未定 | +0.13 |
| 3/23(月) | 米2月中古住宅販売件数 | 494万件 | 482万件 |
| 3/24(火) | 米2月消費者物価指数 | +0.2% | -0.7% |
| 3/24(火) | 米1月住宅価格指数 | +0.5% | +0.8% |
| 3/24(火) | 米3月マークイット製造業PMI・速報値 | 54.7 | 55.1 |
| 3/24(火) | 米2月新築住宅販売件数 | 47.5万件 | 48.1万件 |
| 3/24(火) | 米3月リッチモンド連銀製造業指数 | +2 | ±0 |
| 3/25(水) | 米MBA住宅ローン申請指数 | 未定 | -3.9% |
| 3/25(水) | 米2月耐久財受注 | +0.5% | +2.8% |
| 3/26(木) | 米新規失業保険申請件数 | 29.5万件 | 29.1万件 |
| 3/26(木) | 米3月マークイット総合PMI・速報値 | 未定 | 57.2 |
| 3/26(木) | 米3月マークイットサービス業PMI・速報値 | 57.0 | 57.1 |
| 3/27(金) | 米10-12月期GDP・確報値 | +2.4% | +2.2% |
| 3/27(金) | 米10-12月期個人消費・確報値 | +4.2% | +4.2% |
| 3/27(金) | 米10-12月期GDPデフレーター・確報値 | +0.1% | +0.1% |
| 3/27(金) | 米10-12月期コアPCEデフレーター・確報値 | +1.1% | +1.1% |
| 3/27(金) | 米3月ミシガン大学 消費者信頼感指数・確報値 | 91.8 | 91.2 |
金曜日の市場の動き
米経済指標の発表が無い中で
NY勢からドル売りが集中。
ユーロドルが1.0881まで一時急上昇する一方で
ドル円は119円89銭まで一時下落。
NYダウは一時240ドル高へ上昇するものの
ドル売りが強く、ドル円のサポートとならず。
NYダウ168ドル高
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利回りが下降(チャートが下方向)・・・ドル円は下降傾向。
米10年債利回り リアルタイムチャート |
来週は、米FRBメンバーの講演が集中。
日本時間19日早朝に発表された
米FOMC(連邦公開市場委員会)結果で
声明文から「忍耐強く」の文言が消滅。
過去のパターンから、6月利上げの準備が整ったものの
木曜日早朝のドル売り、木曜夜のドル買い、金曜夜のドル売りと
荒れた動きを演出。
ドル円もこの動きに巻き込まれる形になっており
市場が落ち着きを取り戻すか注目。
なお、日米欧の現在の金融政策は
アメリカが利上げ方向に向かっているのに比べ
日本は異次元のQQE(量的・質的金融緩和)を継続中。
欧州はQQEを上回る組み合わせである
マイナス金利+大規模QE(量的緩和)が今月9日にスタートしたばかり。
QQEスタート時に
日本の金融政策に歯向かった売り(円買いポジション)は
大きく踏み上げられたことは承知の通り。
日米欧の大規模な金融政策により
ドル>円>ユーロの方向性は、ECBのQEが進むに連れ
また、アメリカの利上げが近づくと
市場の構造的要因として明確化してくるので注意しておきたい。

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<ドル円テクニカルチャート>
チャートでは
木曜早朝119円台前半に下落した後
金曜日に121円台に乗せた後、反落。
120円前半で週末クローズしている。
木曜早朝の動きに表れているが
119円台ではGPIFを含め機関投資家、実需・輸入筋の買いが旺盛。
また119円台では長期サポートラインに加え
90日移動平均線など重要支持線が集中。
もし、119円台前半に下落することがあれば
買い妙味として推奨。
ドル円サポートとしては
・119円89銭(3月20日安値)
・119円66銭(3月19日安値)
・119円62銭(3月5日安値)
・119円46銭(3月4日安値)
・119円28銭(3月18日安値)
ドル円レジスタンスとしては
・120円13銭(一目均衡表・基準線)
・120円24銭(21日移動平均線)
・120円45銭(一目均衡表・転換線)
・121円02銭(3月19日高値)
・121円18銭(3月20日高値)がポイント。

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ドル円主要サポートライン一覧
A:119円89銭(3月20日安値)
B:119円66銭(3月19日安値)
C:119円62銭(3月5日安値)
D:119円46銭(3月4日安値)
E:119円39銭(3月2日安値)
F:119円37銭(3月3日安値)
G:119円28銭(3月18日安値)
H:119円10銭(2月27日安値)
I:118円96銭(90日移動平均線)
J:118円69銭(一目均衡表・雲の上限)
K:118円66銭(2月26日安値)
L:118円61銭(2月25日安値)
M:118円53銭(2月18日安値)
N:118円50銭(2月12日安値)
O:118円42銭(2月19日安値)
P:118円45銭(一目均衡表・雲の下限)
Q:118円40銭(2月13日安値)
R:118円28銭(2月20日安値)
S:118円22銭(2月17日安値)
ドル円主要レジスタンスライン一覧
A:120円13銭(一目均衡表・基準線)
B:120円24銭(21日移動平均線)
C:120円45銭(一目均衡表・転換線)
D:121円02銭(3月19日高値)
E:121円18銭(3月20日高値)
F:121円40銭(3月18日高値)
G:121円50銭(3月17日高値)
H:121円56銭(3月13日高値)
I:121円61銭(3月11日高値)
J:121円65銭(3月12日高値)
K:122円01銭(3月10日高値)
L:122円10銭(2007年6月4日高値)
M:122円12銭(2007年6月1日高値)
N:122円17銭(2007年7月19日高値)
O:122円18銭(2007年7月23日高値)
P:122円33銭(2007年7月18日高値)
Q:122円40銭(2007年7月17日高値)
R:122円42銭(2007年7月20日高値)
S:122円50銭(バリアオプション)
T:122円51銭(2007年7月11日高値)
U:122円58銭(2007年7月12日高値)
V:122円60銭(2007年7月13日高値)
W:122円67銭(2007年7月3日高値)
X:122円69銭(2007年7月4日高値)
Y:123円00銭(2007年7月5日高値)(バリアオプション)
Z:123円47銭(2007年7月10日高値)
