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ドル円の来週の見通し・予想 10/22(月)~10/26(金)

★週末のFXドル円オーダー情報
(10月21日・日曜日8時00分現在)

112円95銭~113円00銭に厚い売りオーダー
112円65銭、70銭、90銭に売りオーダー
112円00銭に買いオーダーを観測。

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★来週のドル円注目材料★
1.ECB理事会
2.米7-9月期GDP速報値
3.トルコ中銀政策金利
4.米重要経済指標

ドラギ総裁
1.ECB理事会
来週25日(木)ECB理事会が開催。
20:45発表 ECB理事会・政策金利
21:30~  ECBドラギ総裁・記者会見が予定されている。

市場では、政策金利を据え置くとの見方が大勢。
ECBドラギ総裁の発言が注目されており
記者会見でどのようなコメントが出てくるか。
特にインフレ見通しについて
強気のスタンスが出てくればユーロ買い材料。

2.米7-9月期GDP速報値
来週26日(金)21:30
米7-9月期GDP速報値が発表される。

市場では、景気がピークアウトする中で
前期から1%ダウンするとの見方。
市場予想との乖離に注意しておきたい。

米7-9月期GDP速報値 市場予想+3.4% 前回(+4.2%)

エルドアン大統領
3.トルコ中銀政策金利
来週25日(木)20:00
トルコ中央銀行が政策金利を発表する。

前回、エルドアン大統領の反対を押し切る形で
政策金利を6.25%引き上げ、年24.0%としており
市場では、今回様子見するのではとの意見が大勢。
但し、9月のトルコ消費者物価指数は24.5%上昇。
前回から6.6%悪化。
一部では、追加利上げを行うとの見方もあるだけに
どのような発表となるか。
発表前後の相場急変に要注意!

4.米重要経済指標
来週は、米7-9月期GDP速報値以外にも
米10月製造業PMI速報値
米9月耐久財受注
米新規失業保険申請件数といった
重要経済指標の発表が予定されている。
特に製造業PMIの数字に注意しておきたい。

来週の米経済指標(10/22~10/26)
日付指標市場予想前回値
10/23(火)米10月リッチモンド連銀製造業指数2429
10/24(水)米MBA住宅ローン申請指数未定-7.1%
10/24(水)米8月住宅価格指数+0.3%+0.2%
10/24(水)米10月製造業PMI・速報値55.555.6
10/24(水)米10月サービス業PMI・速報値54.053.5
10/24(水)米10月総合PMI・速報値未定53.9
10/24(水)米9月新築住宅販売件数63.0万件62.9万件
10/25(木)米新規失業保険申請件数未定21.0万件
10/25(木)米9月耐久財受注-1.0%+4.4%
10/25(木)米9月住宅販売保留指数-0.1%-1.8%
10/26(金)米7-9月期GDP・速報値+4.2%+4.2%
10/26(金)米10月ミシガン大学
消費者信頼感指数・確報値
未定99.0

金曜日の市場の動き
サウジアラビア・カショギ氏の殺害事件について
続報が待たれる中
ドル円は、112円50銭を挟んで小動き。
NYダウ64ドル高。
ドル円112円55銭、ユーロ円129円57銭、トルコリラ円19円91銭で週末クローズ。

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★ドル円の見通し★
来週は、英BOEカーニー総裁講演(23日24:20~)
トルコ中銀政策金利(25日20:00発表)
ECB理事会、ECBドラギ総裁・記者会見(25日21:30~)
米7-9月期GDP速報値(26日21:30発表)が注目イベント。
サウジ、イタリア、イギリスの報道が絡み合い
一喜一憂の相場。
サウジアラビア・カショギ氏の殺害事件について
当初、一貫して事件の関与を否定した
サウジアラビア政府が説明を一変。
大使館内で60歳のカショギ氏と18人との間で
素手で殴り合う喧嘩が起こり死亡したと発表。
中間選挙を控える中
米議会超党派の議員の多数が
トルコ政府の証拠と大きく食い違う
サウジアラビア政府の支離滅裂な発表に納得せず
米トランプ大統領に経済制裁を要求。
また、米トランプ大統領が
中距離核ミサイル全廃条約を破棄すると表明。
地政学的リスクの高まりに
引き続き注意しておきたい。

<ドル円テクニカルチャート>
112円後半が重い状況。
市場では、地政学的リスクが改善しない限り
ドル円の上値追いに慎重との声。
直近レジスタンスとして
A:112円72銭(10/18高値)
B:113円08銭(一目均衡表・基準線)
直近サポートとして
A:112円14銭(10/19安値)
B:111円94銭(10/18安値)
C:111円62銭(10/15安値)が意識されている。

<IMMシカゴポジション>
最新発表・10月16日(火)時点では
ネット合計(買い-売り)
100,621枚の円売り越し。
地政学的リスクの高まりを受けて
先週比でドル円のショート(売り)ポジションが
3万枚も縮小、注目されている。
IMM1020

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