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★来週のドル円注目材料★
1.米雇用統計
2.トルコ問題
3.米重要経済指標
1.米雇用統計
来週5日(金)21:30
米9月雇用統計が発表される。
前回の結果は
非農業部門雇用者数が
市場予想+19.0万人を上回る+20.1万人
失業率3.9%、平均時給+0.3%となり
総じて強い結果。
ドル円は111円台に乗せた後
一旦、110円台に押し戻されたがすぐに再上昇!
約50銭吹き上がった。
今回も結果を受けた動きに警戒が必要との声。
レーザービームに注意しておきたい。
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指標 | 市場予想 | 前回結果 |
---|---|---|
非農業部門雇用者数 | +18.5万人 | +20.1万人 |
失業率 | 3.8% | 3.9% |
平均時給 | +0.3% | +0.4% |
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2.トルコ問題
24日(月)米ポンペオ国務長官が
トルコで軟禁状態の米国人牧師が
月内に解放されることを期待していると発言。
これが下支えとなり値を戻しているトルコリラ円だが
トルコ・エルドアン大統領は
私に釈放を命じる権限は無い。
司法は独立しており
来月12日(金)の裁判所の判断が全てだと発言。
市場では、人道的配慮で国外追放となるかどうか。
8月には米ポンペオ長官が
同じことを言っていたが実現せず⇒リラ急落。
期待通りとなるか注意が必要との話。
3.米重要経済指標
来週は、米雇用統計以外にも
米9月ISM製造業景況指数
米8月貿易収支、米9月ADP雇用報告
米新規失業保険件数
米9月ISM非製造業景況指数といった
重要経済指標が連日発表される。
特にISMの結果に注意しておきたい。
日付 | 指標 | 市場予想 | 前回値 |
---|---|---|---|
10/1(月) | 米9月製造業PMI・改定値 | 未定 | 55.6 |
10/1(月) | 米9月ISM製造業景況指数 | 60.3 | 61.3 |
10/1(月) | 米8月建設支出 | +0.5% | +0.1% |
10/3(水) | 米MBA住宅ローン申請指数 | 未定 | +2.9% |
10/3(水) | 米9月ADP雇用報告 | +18.5万人 | +16.3万人 |
10/3(水) | 米9月サービス業PMI・改定値 | 未定 | 52.9 |
10/3(水) | 米9月総合PMI・改定値 | 未定 | 53.4 |
10/3(水) | 米9月ISM非製造業景況指数 | 58.0 | 58.5 |
10/4(木) | 米新規失業保険申請件数 | 21.1万件 | 21.4万件 |
10/4(木) | 米8月製造業新規受注 | +1.9% | -0.8% |
10/5(金) | 米9月非農業部門雇用者数 | +18.5万人 | +20.1万人 |
10/5(金) | 米9月失業率 | 3.8% | 3.9% |
10/5(金) | 米9月平均時給 | +0.3% | +0.4% |
10/5(金) | 米8月貿易収支 | -524億$ | -501億$ |
10/5(金) | 米8月消費者信用残高 | +150億$ | +166億$ |
金曜日の市場の動き
ドル円は米9月シカゴ購買部協会景気指数
米9月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値が
市場予想を下回ったものの
ユーロ円に連れ113円31銭へ下落後
113円70銭付近まで反発。
NYダウ18ドル高
ドル円113円69銭、ユーロ円131円93銭、トルコリラ円18円73銭で週末クローズ。
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★ドル円の見通し★
来週は、日銀短観(1日8:50発表)
豪中銀政策金利(2日13:30発表)
米FRBクォールズ副議長・議会証言(2日23:00~)
米FRBパウエル議長講演(2日25:45~)
米ISM製造業景気指数(1日23:00発表)
米ADP雇用報告(3日21:15発表)
米ISM非製造業景気指数(3日23:00発表)
米雇用統計(5日21:30発表)が予定されている。
市場では、日替わりのテーマが材料視される中
逃げ足の速い短期筋が
ショート(円売り)ポジションを膨らませており
ドル円を支えているとの声。
<ドル円テクニカルチャート>
ユーロ3日続落によるドル買いに支えられ
ドル円113円69銭で週末クローズ。
ここから115円に向けて幾度も頭を抑えられた
上ヒゲの山が続いており、超えていけるか注目。
直近レジスタンスとして
A:113円74銭(12月12日高値)
B:113円90銭(11月14日高値)
C:114円05銭(11月9日高値)
直近サポートとして
A:113円31銭(9月28日安値)
B:112円86銭(一目均衡表・転換線)が意識されている。
<IMMシカゴポジション>
最新発表・9月25日(火)時点では
ネット合計(買い-売り)
84,719の円売り越し。
円ショート(売りポジション)が2週連続で急増。
ドル円の上昇エンジンとなっている。