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ドル円の来週の見通し・予想 4/16(月)~4/20(金)

★来週のドル円注目材料★
1.シリア情勢
2.米小売売上高
3.日米首脳会談
4.米重要経済指標
トマホークミサイル
1.シリア情勢
13日(金)米国務省はシリア政権が
化学兵器を使用した証拠を入手したと発表。

今週4度目となる
国連安全保障理事会では
シリアに対する軍事行動で米仏英が同調したが
ロシアは化学兵器使用の証拠が無いと反論。
露ラブロフ外相は
「作り話だという反論の余地のない証拠があり
ある国の特殊機関が関わっている」
「反ロシアキャンペーンの一環」と発言。
さらに、化学兵器使用調査の決議に拒否権発動。
これを受けて
米トランプ大統領は、軍事行動を命令。
13日(土)10時から米英仏連合軍が
シリアの化学兵器保管施設などに攻撃。
地対空ミサイルでシリアは反撃。

仏マクロン大統領は
「この攻撃はシリアの化学兵器施設に限られる」と発言。
今回のみの限定的な攻撃に留まるかどうか。
また、ロシア、イランの反応がポイント。

過去の攻撃では、リスク回避。
株安・円高の反応となっており
月曜早朝の窓あけに要注意!

2.米小売売上高
来週16日(月)21:30
米3月小売売上高が発表される。

前回よりも改善の見込みだが
市場予想と真逆の数字が出る事もあり要注意。
強い結果はドル買い、弱い結果はドル売り材料。

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3.日米首脳会談
来週17日(火)~18日(水)
米フロリダで日米首脳会談が行われる。

市場の注目は
日米FTAと為替条項。
11月に中間選挙を控える中
米トランプ大統領が
厳しい条件を突きつけてくるのは必至。
対米直接投資の増額などで理解を求める見込みだが
どこまで納得させられるか。
もし、為替条項を取引カードに出された場合
大きなネガティブ(円高)材料。


4.米重要経済指標
来週は、米3月小売売上高
米3月住宅着工・建設許可件数
米3月鉱工業生産
米新規失業保険申請件数
米4月フィラデルフィア連銀製造業指数がポイント。
強い数字でドル円をサポート出来るか注目。

来週の米経済指標(4/16~4/20)
日付指標市場予想前回値
4/16(月)米3月小売売上高+0.3%-0.1%
4/16(月)米4月NY連銀製造業景況指数+20.1+22.5
4/16(月)米2月企業在庫+0.5%+0.6%
4/16(月)米4月NAHB住宅市場指数7070
4/16(月)米2月対米証券投資未定+621億$
4/17(火)米3月住宅着工件数127.1万件123.6万件
4/17(火)米3月建設許可件数132.0万件132.1万件
4/17(火)米3月鉱工業生産+0.3%+0.9%
4/17(火)米3月設備稼働率77.9%77.7%
4/18(水)米MBA住宅ローン申請指数未定-1.9%
4/19(木)米新規失業保険申請件数23.0万件23.3万件
4/19(木)米4月フィラデルフィア連銀製造業指数+21.0+22.3
4/19(木)米3月景気先行指数+0.3%+0.6%

金曜日の市場の動き
ドル円は107円76銭の高値を付けた後
NYダウがマイナス幅を3桁に広げる形になり失速。
107円24銭まで下落した。
NYダウ122ドル安。
ドル円107円32銭、ユーロ円132円35銭、豪ドル円83円33銭で週末クローズ。

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★ドル円の見通し★
来週は、米小売売上高(16日21:30発表)
中国1-3月期GDP(17日11:00発表)
日米首脳会談(17日~18日)
G20財務相・中央銀行総裁会議(20日)が予定されている。
13日(金)米国務省はシリア政権が
化学兵器を使用した証拠を入手したと発表。
今週4度目となる
国連安全保障理事会では
シリアに対する軍事行動で米仏英が同調したが
ロシアは化学兵器使用の証拠が無いと反論。
露ラブロフ外相は
「作り話だという反論の余地のない証拠があり
ある国の特殊機関が関わっている」
「反ロシアキャンペーンの一環」と発言。
さらに、化学兵器使用調査の決議に拒否権発動。
これを受けて
米トランプ大統領は、軍事行動を命令。
13日(土)10時から米英仏連合軍が
シリアの化学兵器保管施設などに攻撃。
地対空ミサイルでシリアは反撃。
仏マクロン大統領は
「この攻撃はシリアの化学兵器施設に限られる」と発言。
市場では、米マティス国防長官が
「現時点で1回限りの攻撃」
「追加的な攻撃は計画していない」と発言した事は
安心材料だが、リスク回避の動きに注意が必要との声。

月曜早朝の窓あけに要注意!


<ドル円テクニカルチャート>
一目均衡表・雲の中に突入。
長めの上ヒゲを付けて
ドル円107円37銭で週末クローズ。
直近サポートとしては
A:107円07銭(一目均衡表・雲の下限)
B:106円88銭(一目均衡表・転換線)
C:106円53銭(3/26安値-4/13高値フィボナッチ38.2%押し)
D:106円20銭(一目均衡表・基準線)
E:106円15銭(3/26安値-4/13高値フィボナッチ50.0%押し)
F:105円99銭(4月4日安値)
G:105円65銭(4月2日安値)
H:105円30銭(3月28日安値)がポイント。


<IMMシカゴポジション>
最新発表・4月10日(火)時点では
ネット合計(買い-売り)
2,761枚の円買い越し。
先週比、小動きとなっている。
IMM0414

ドル円主要サポートライン一覧
A:107円20銭(4月13日安値)
B:107円07銭(一目均衡表・雲の下限)
C:106円88銭(一目均衡表・転換線)
D:106円61銭(4月10日安値)
E:106円60銭(4月9日安値)
F:106円53銭(3/26安値-4/13高値フィボナッチ38.2%押し)
G:106円38銭(21日移動平均線)
H:106円20銭(一目均衡表・基準線)
I:106円15銭(3/26安値-4/13高値フィボナッチ50.0%押し)
J:105円99銭(4月4日安値)
K:105円69銭(4月3日安値)
L:105円65銭(4月2日安値)
M:105円30銭(3月28日安値)
N:104円54銭(3月26日安値)
O:104円29銭(2016年11月8日安値)
P:103円05銭(2016年11月7日安値)
Q:102円82銭(2016年11月4日安値)
R:102円54銭(2016年11月3日安値)
S:101円19銭(2016年11月9日安値)


ドル円主要レジスタンスライン一覧
A:107円77銭(4月13日高値)
B:107円89銭(2月14日・21日高値)
C:108円03銭(2月9日安値)
D:108円77銭(2月13日高値)
E:108円92銭(2月12日高値)
F:108円98銭(90日移動平均線)
G:109円29銭(2月9日高値)
H:109円31銭(一目均衡表・雲の上限)
I:109円77銭(2月8日高値)
J:109円92銭(一目均衡表・週足雲下限)
K:110円28銭(2月5日高値)
L:110円47銭(2月2日高値)
M:110円48銭(200日移動平均線)
N:110円58銭(52週移動平均線)
O:110円88銭(一目均衡表・週足雲上限)


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