ドル円の来週の見通し・予想 7/11(月)~7/15(金)
★来週のドル円注目材料★
1.米小売売上高
2.米FRBメンバー講演
3.イングランド銀行・金融政策委員会
4.米重要経済指標
1.米小売売上高
来週15日(金)21:30
米小売売上高が発表される。
直近、2ヶ月連続増加しており
この勢いが継続するかどうかがポイント。
なお、今回は重要なインフレ指標である
米消費者物価指数との同時発表。
強い結果が揃えばドル買いの勢いが増す可能性も。
市場予想との乖離に要注意!
米6月小売売上高 市場予想+0.3% 前回(+0.5%)
★7月15日(金)21:30
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2.米FRBメンバー講演
来週、米FRBメンバーの講演が多数行なわれる。
金曜日に発表された米雇用統計の内容は
非農業部門雇用者数が
市場予想+18.0万人を大きく上回る+28.7万人。
前回分が-2.7万人の下方修正
前々回分が+2.1万人の上方修正。
ポジティブサプライズにより
市場参加者の一部が考えていた利下げは消滅。
逆に年内利上げ確率が上昇。
これにより
米FRB内のタカ派(利上げ強気)メンバー
<ジョージ総裁、メスター総裁>が
息を吹き返すかどうか。
また、一旦年内利上げに対して
白旗を上げたブラード総裁が
発言を翻すかどうか注目。
市場では、来月、再来月の雇用統計次第で
9月利上げの可能性が残されているとの声も。
BREXIT(イギリスEU離脱)で
利上げへの弱気スタンスが広がっているだけに
思わぬ強気コメントによる
ドル高に注意しておきたい。
日付 | 日本時間 | メンバー名 |
---|---|---|
7/11(月) | 23:00~ | 米カンザスシティ連銀ジョージ総裁 |
7/12(火) | 10:30~ | 米クリーブランド連銀メスター総裁 |
7/12(火) | 22:15~ | 米FRBタルーロ理事 |
7/12(火) | 22:35~ | 米セントルイス連銀ブラード総裁 |
7/13(水) | 06:30~ | 米ミネアポリス連銀カシュカリ総裁 |
7/13(水) | 11:30~ | 米クリーブランド連銀メスター総裁 |
7/13(水) | 22:00~ | 米ダラス連銀カプラン総裁 |
7/14(木) | 07:00~ | 米フィラデルフィア連銀ハーカー総裁 |
7/14(木) | 24:15~ | 米アトランタ連銀ロックハート総裁 |
7/14(木) | 26:15~ | 米カンザスシティ連銀ジョージ総裁 |
7/15(金) | 08:00~ | 米ダラス連銀カプラン総裁 |
7/15(金) | 26:15~ | 米ミネアポリス連銀カシュカリ総裁 |
7/15(金) | 26:15~ | 米セントルイス連銀ブラード総裁 |

3.イングランド銀行・金融政策委員会
来週14日(木)
イングランド銀行が金融政策委員会を開催。
日本時間20:00に
政策金利、資産購入枠、議事録を同時発表する。
イギリス中銀カーニー総裁は
先月30日の講演で
「数カ月内に金融政策を緩和する必要がある」
「流動性供給オペレーションを毎週実施」
「他の多数の措置を検討」と発言。
市場では、2012年以来の金融緩和が
いつ行なわれるか注目しており
8月の経済予測発表を待たずに
来週、現行0.5%の政策金利を引き下げる
可能性も取り沙汰されている。
追加金融緩和は
ポンド安材料の一方で株高材料。
ドル円は上下振り回される可能性に注意。
4.米重要経済指標
来週は、米6月小売売上高、米6月消費者物価指数
米6月労働市場情勢指数、米6月生産者物価指数
米新規失業保険申請件数、米6月鉱工業生産
米7月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値といった
重要経済指標が予定されている。
今月ここまでの米経済指標は、強い結果が多く
この傾向が続くかどうか注目。
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日付 | 指標 | 市場予想 | 前回値 |
---|---|---|---|
7/11(月) | 米6月労働市場情勢指数 | ±0 | -4.8 |
7/12(火) | 米5月卸売在庫 | +0.2% | +0.6% |
7/12(火) | 米5月卸売売上高 | 未定 | +1.0% |
7/13(水) | 米MBA住宅ローン申請指数 | 未定 | +14.2% |
7/13(水) | 米6月輸入物価指数 | +0.6% | +1.4% |
7/13(水) | 米6月財政収支 | 未定 | +505億$ |
7/14(木) | 米6月生産者物価指数 | +0.3% | +0.4% |
7/14(木) | 米新規失業保険申請件数 | 26.5万件 | 25.4万件 |
7/15(金) | 米6月小売売上高 | +0.1% | +0.5% |
7/15(金) | 米6月消費者物価指数 | +0.3% | +0.2% |
7/15(金) | 米7月NY連銀製造業景況指数 | +5.00 | +6.01 |
7/15(金) | 米6月鉱工業生産 | +0.2% | -0.4% |
7/15(金) | 米6月設備稼働率 | 75.1% | 74.9% |
7/15(金) | 米7月ミシガン大学 消費者信頼感指数・速報値 | 93.0 | 93.5 |
7/15(金) | 米5月企業在庫 | +0.1% | +0.1% |
金曜日の市場の動き
ビッグイベント・米雇用統計の結果は
非農業部門雇用者数が
市場予想+18.0万人に対して、結果+28.7万人
10万人以上の上振れとなるポジティブサプライズ。
失業率、平均時給はそれぞれ4.9%、+0.1%に悪化。
発表直後の市場は、非農業部門雇用者数の強さに反応。
一気にドル買いとなり
ドル円は101円26銭まで急上昇!
その後、大量のドル売りが持ち込まれると
100円の大台を突き抜け、99円97銭まで急降下。
99円92銭のサポートが意識されると再び急反発。
100円87銭まで吹き上げる
ジェットコースター相場。
NYダウは、米雇用統計の結果を素直に好感。
右肩上がりの上昇。
NYダウ250ドル高。
ドル円100円54銭、ユーロ円111円11銭、豪ドル円76円08銭で週末クローズ。
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★ドル円の見通し★
来週は、米小売売上高、米消費者物価指数(15日21:30発表)
イングランド銀行政策金利(14日20:00発表)
米FRBメンバー講演が多数予定されている。
市場では、今回の米雇用統計を受けて
米FRBの年内利上げ消滅は行き過ぎとの声から
年内利上げの可能性は25%に上昇。
直近7月の米FOMC(連邦公開市場委員会)は様子見となるが
「今後のデータ次第で、年内利上げの可能性」に傾くとの見方。
米FRBタカ派(利上げ強気)
米カンザスシティ連銀ジョージ総裁
米クリーブランド連銀メスター総裁の講演に加え
また、年内利上げに対して
一旦、白旗を上げた
米セントルイス連銀ブラード総裁が
発言を翻すかどうか注目。
<ドル円・一目均衡表チャート>

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<ドル円テクニカルチャート>
戻り売り圧力と100円割れの買いとの攻防戦。
現状、ドル円二桁での滞空時間が短い為
突っ込み売りは気をつけたい所。
市場では、サポートとして
7/8安値(99円97銭)
6/24東京午後安値(99円92銭)
6/24東京午前安値(99円03銭)
レジスタンスとして
7/8高値(101円26銭)
7/7高値(101円39銭)
一目均衡表・転換線(101円67銭)
7/6高値(101円75銭)が意識されている。
<IMMシカゴポジション>
最新発表・7月5日(火)時点では
ネット合計(買い-売り)
63,568枚の円買い越し。
どこまで増加傾向が続くか注目。
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ドル円主要サポートライン一覧
A:99円96銭(7月8日安値)
B:99円92銭(6月24日東京午後安値)
C:99円03銭(6月24日東京午前安値)
D:98円91銭(2013年11月11日安値)
E:98円53銭(2013年11月4日安値)
F:98円39銭(2013年11月6日安値)
G:98円15銭(2013年11月5日安値)
H:98円07銭(2013年10月31日安値)
I:98円03銭(2013年10月30日安値)
J:97円95銭(2013年11月8日安値)
K:97円79銭(2013年11月1日安値)
L:97円59銭(2013年11月7日安値)
M:97円44銭(2013年10月29日安値)
N:97円43銭(2013年10月28日安値)
O:96円93銭(2013年10月25日安値)
P:96円55銭(2013年10月8日安値)
Q:96円12銭(一目均衡表・月足雲上限)
R:95円91銭(2013年8月2日安値)
S:95円79銭(2013年8月8日安値)
T:94円60銭(2011/10/31安値-2015/6/1高値フィボナッチ61.8%押し)
ドル円主要レジスタンスライン一覧
A:101円25銭(7月8日高値)
B:101円39銭(7月7日高値)
C:101円67銭(一目均衡表・転換線)
D:101円75銭(7月6日高値)
E:102円17銭(7月5日東京午前高値)
F:102円47銭(6月27日高値)
G:102円58銭(7月5日東京午後高値)
H:102円79銭(7月4日高値)
I:102円83銭(6月28日高値)
J:102円92銭(6月29日高値)
K:103円28銭(6月30日高値)
L:103円39銭(7月1日高値)
M:103円53銭(6月16日安値)
N:103円57銭(6月21日安値)
O:103円78銭(6月20日安値)
P:103円59銭(21日移動平均線)
Q:103円99銭(6月23日安値)
R:104円03銭(6月17日安値)
S:104円08銭(一目均衡表・基準線)
T:104円30銭(6月22日安値)
U:105円05銭(6月21日高値)
V:106円16銭(6月23日高値)
W:106円87銭(6月24日高値)