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３月６日（金） 本日のドル円見通し
22:30発表
米雇用統計
ビッグイベント・米雇用統計（２月分）が発表される。
前回の結果は
米1月非農業部門雇用者数 市場予想＋23.0万人 結果（＋25.7万人）
米1月失業率 市場予想5.6％ 結果（5.7％）
米1月平均時給 市場予想＋0.3％ 結果（＋0.5％）
ポジティブサプライズとなり市場は、ドル買い一色。
ドル円は117円16銭から
ストップロスを巻き込み119円21銭まで約2円急上昇する形となった。
市場では、今回強い数字が飛び出せば
次回の米FOMC（3月17日～18日開催）で
「辛抱強く」の文言を削除する思惑が高まり
ドル円の上昇に勢いが付く可能性が示唆されているだけに要注目！
＜市場予想＞
米2月非農業部門雇用者数 市場予想＋23.5万人 前回（＋25.7万人）
米2月失業率 市場予想5.6％ 前回（5.7％）
米2月平均時給 市場予想＋0.2％ 前回（＋0.5％）
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24:00
ＮＹオプションカット
ドル円オプションを１１９円５０銭、１２０円００銭、１２０円５０銭、１２１円００銭に観測。
オプションライン近くになると防戦買い、防戦売りが発生する場合も高く
市場が意識する事から要注意。
また、２４時以降～値動きが軽くなる可能性も。
ここまでの流れ
ビッグイベント
ECBドラギ総裁・記者会見では
ユーロ圏GDPスタッフ予想が
2015年1.5％、2016年1.9％に上方修正。（2017年は2.1％）
これを受けてユーロドルが1.1114へ上昇。
その後、マイナス金利の国債も購入対象。
QE（量的緩和）による国債購入は
2016年9月まで継続、必要なら延長も視野に入れると
発言した事でユーロが急反転。
一時1.10割れ、1.0987まで急落した。
ドル円は米新規失業保険申請件数が
市場予想を上回り、昨年5月以来の大幅悪化。
さらに、ユーロ円が132円09銭まで急落したことも重なり
120円40銭から119円95銭まで下落。
その後、120円台へ持ち直した。
NYダウは、ECBドラギ総裁・記者会見の内容を好感。
63ドル高まで上昇するものの
一時10ドル安へ落ち込む方向感の無い展開。
NYダウ38ドル高
ドル円120円12銭、ユーロ円132円45銭、豪ドル円93円45銭でクローズ。
東京タイムでは
日経平均が219円高となるものの
ドル円は実需・輸出筋の売りが重石となり
119円93銭へ下落。
その後、午前高値120円18銭まで持ち直した。
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ドル円オーダー情報
１２０円４０銭、５０銭に厚い売りオーダー
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★米１０年債利回リ
リアルタイムチャート★
利回リが上昇（チャートが上方向）・・・ドル円は上昇傾向。
利回りが下降（チャートが下方向）・・・ドル円は下降傾向。
米１０年債利回り リアルタイムチャート |
ドル円の見通し
この後、NYタイムでは
ビッグイベント・米雇用統計の発表が22:30に予定されている。
市場では、米FRBが年内に利上げに動くことは既定路線となっており
雇用統計がポジティブな結果なら素直にドル買い
ネガティブな結果でも非農業部門雇用者数が
＋20万人台を維持出来ていれば
下がった所を買いたいとの声が大勢。
発表結果を受けた
レーザービームの動きに注意しておきたい。
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チャートでは
21日移動平均線（119円28銭）が上昇中。
一目均衡表・転換線（119円51銭）と共に
下値のサポートとなっており
米雇用統計が仮にネガティブな結果となった場合
両ライン付近で押し戻される可能性も。
レジスタンスとしては
2月11日・12日高値（120円46銭）を
日足ベースで超えられるかどうかが
市場で注目されている。
ドル円サポートとしては
・119円74銭（3月5日ロンドン安値）
・119円62銭（3月5日東京安値）
・119円51銭（一目均衡表・転換線）
・119円28銭（21日移動平均線）
・119円10銭（2月27日安値）
ドル円レジスタンスとしては
・120円46銭（2月11日・12日高値）
・120円67銭（12月30日高値）
・120円82銭（12月23日高値）
・120円99銭（12月9日高値）
・121円68銭（12月5日高値）がポイント。
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ドル円主要サポートライン一覧
A:119円74銭（3月5日ロンドン安値）
B:119円62銭（3月5日東京安値）
C:119円51銭（一目均衡表・転換線）
D:119円46銭（3月4日安値）
E:119円39銭（3月2日安値）
F:119円37銭（3月3日安値）
G:119円28銭（21日移動平均線）
H:119円10銭（2月27日安値）
I:118円69銭（一目均衡表・雲の上限）
J:118円67銭（一目均衡表・基準線）
K:118円66銭（2月26日安値）
L:118円61銭（2月25日安値）
M:118円53銭（2月18日安値）
N:118円50銭（2月12日安値）
O:118円42銭（2月19日安値）
P:118円40銭（2月13日安値）
Q:118円28銭（2月20日安値）
R:118円27銭（90日移動平均線）
S:118円22銭（2月17日安値）
T:118円15銭（一目均衡表・雲の下限）
U:118円09銭（2月16日安値）
V:117円17銭（2月6日安値）
W:117円06銭（2月4日安値）
X:117円01銭（2月5日安値）
Y:116円91銭（1月19日安値）
Z:116円86銭（2月3日安値）
ドル円主要レジスタンスライン一覧
A:120円39銭（3月5日高値）
B:120円46銭（2月11日・12日高値）
C:120円63銭（1月5日高値）
D:120円67銭（12月30日高値）
E:120円73銭（12月29日・1月2日高値）
F:120円75銭（12月24日高値）
G:120円82銭（12月23日高値）
H:120円99銭（12月9日高値）
I:121円68銭（12月5日高値）
J:121円84銭（12月8日高値）
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本日の重要指標･イベント（3月6日）
09:55 東京仲値（ドル円注意）
13:15～ 米サンフランシスコ連銀ウイリアムズ総裁講演
16:00発表 独1月鉱工業生産
19:00発表 ユーロ圏10-12月期GDP・改定値
22:30発表 米2月雇用統計
22:30発表 米1月貿易収支
22:30発表 加1月貿易収支
22:30発表 加1月建設許可件数
24:00 ＮＹオプションカット
25:00 ロンドンフィックス（ロンドン16時値決め・全通貨注意）
27:30～ 米ダラス連銀フィッシャー総裁講演
29:00発表 米1月消費者信用残高
