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10月28日(火) 本日のドル円見通し
21:30発表
米9月耐久財受注
前回、1992年からの統計開始以来
最大の減少となった耐久財受注。
特に、輸送用機器が-42.0%と急減。
航空機需要の反動が要因だが
これを除けば、プラス数字。
米製造業は、堅調維持との声が多いものの
前回の発表直後は荒い値動きとなっており
注意しておきたい。
米9月耐久財受注・総合 市場予想+0.5% 前回(-18.4%)
米9月耐久財受注・除輸送用機器 市場予想+0.5% 前回(+0.4%)
米9月耐久財受注・除国防財 市場予想+0.3% 前回(-19.2%)
★前回の米耐久財受注・リアルタイム速報動画(9月25日)
前回は、米耐久財受注の結果が
総合・除輸送用機器で強弱分かれる結果となったものの
同時に発表された
米新規失業保険申請件数が市場予想よりも改善。
これに反応する形で、発表直後のドル円は一旦上昇。
その後、急反転して下落を強める流れとなった。
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指標 | 値幅 |
---|---|
米8月耐久財受注 | 20銭 |
米7月耐久財受注 | 16銭 |
米6月耐久財受注 | 11銭 |
22:00発表
米8月S&P・ケースシラー住宅価格指数
前回、前月比マイナスのヘッドラインが出た事で
珍しく強く反応した指標。
発表後のドル円15分間の上下値幅は約15銭。
指標 | 値幅 |
---|---|
米7月S&P・ケースシラー住宅価格指数 | 15銭 |
米6月S&P・ケースシラー住宅価格指数 | 4銭 |
米5月S&P・ケースシラー住宅価格指数 | 7銭 |
米8月S&P・ケースシラー住宅価格指数 市場予想+5.70% 前回(+6.75%)
23:00発表
米10月消費者信頼感指数、米10月リッチモンド連銀製造業指数
特に消費者信頼感指数に注目。
エボラウイルス騒動で揺れているアメリカで
不安感がどこまで広がっているか。
前回を上回る強い予想が出ているものの
この点は懸念材料。
強い数字はドル買い、弱い数字はドル売り傾向。
指標 | 値幅 |
---|---|
米9月消費者信頼感指数 | 15銭 |
米8月消費者信頼感指数 | 10銭 |
米7月消費者信頼感指数 | 8銭 |
米10月消費者信頼感指数 市場予想87.0 前回(86.0)
米10月リッチモンド連銀製造業指数 市場予想+11 前回(+14)
23:00
NYオプションカット
ドル円オプションを107円50銭、108円00銭に観測。
オプションライン近くになると防戦買い、防戦売りが発生する場合も高く
市場が意識する事から要注意。
また、23時以降~値動きが軽くなる可能性も。
ここまでの流れ
羽田空港で発熱がみられた
カナダ人のジャーナリストにエボラウイルスの疑いがあるとの
ヘッドラインで頭が重い展開が継続。
序盤のNYダウが原油安が嫌気されて76ドル安まで一時下落。
米9月中古住宅販売保留指数が、市場予想を下回ったことも加わり
ドル円は、107円59銭まで売りに押される展開。
その後、NYダウがプラス圏に浮上。
ドル円は、早朝発表されたエボラ検査の結果で
ウイルス検出されず陰性との発表もあり
107円80銭台まで値を戻した。
NYダウ12ドル高
ドル円107円81銭、ユーロ円136円89銭、豪ドル円94円87銭でクローズ。
東京タイムでは
107円98銭まで上昇したドル円だが
10:00からの参議院財政金融委員会で
日銀黒田総裁は
「これまでの円安は、日本経済にとってプラス」
「日本経済は、緩やかな回復を継続しており
インフレ期待は全体的な上昇が見られる」
「短期国債金利のマイナスは、強力な金融緩和の結果であり特に問題はない」
「消費者物価指数は、今年度下期に上昇」
「円安のマイナス面がある事は事実」
「消費再増税を先送りして、財政の信任が失われれば
対応が極めて困難」
「必要なら追加刺激策を躊躇しない」と発言。
市場は、プラス材料と受け止めず
日経平均が124円安まで一時下落するに連れ
ドル円も107円75銭まで連れ安。
後場、日経平均が58円安まで持ち直した事を受けて
108円台へ戻る流れ。
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ドル円オーダー情報
108円15銭~40銭、50銭に厚い売りオーダー
108円15銭にストップロスの買いオーダー
107円60銭にストップロスの売りオーダー
107円60銭に厚い買いオーダーを観測。
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★米10年債利回リ
リアルタイムチャート★
利回リが上昇(チャートが上方向)・・・ドル円は上昇傾向。
利回りが下降(チャートが下方向)・・・ドル円は下降傾向。
米10年債利回り リアルタイムチャート |
ドル円の見通し
この後、NYタイムでは
米9月耐久財受注、米8月S&P・ケースシラー住宅価格指数
米10月消費者信頼感指数、米10月リッチモンド連銀製造業指数の発表
米国債入札(2年物)、米フェイスブック、コーチなどの決算が予定されている。
前日のNYクローズ後に発表された
ツイッター決算は
売上高が前年同期比2倍以上に拡大したものの
市場は、ユーザー数の増加ペースが鈍化している事を嫌気しており
NYダウの動きに要警戒。
また、米FOMC(連邦公開市場委員会)が本日から明日まで開催。
市場では、QE3(量的緩和第3弾)を予定通り今月で終了。
声明文・フォワードガイダンス(金利の道筋)が
小幅の変更に留まるとの見方が大勢となっているものの
アメリカの金融政策を決定するビッグイベントだけに要注意。
なお、結果は日本時間30日(木)午前3時に発表される。
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チャートでは
一目均衡表・基準線(107円63銭)と
10/15安値-10/27早朝高値フィボナッチ23.6%(107円61銭)を
日足ベースで再びキープした事で、107円半ばが底堅くなっており
上方向を試す流れとなるか注目。
ドル円サポートとしては
・107円78銭(21日移動平均線)(10月24日安値)
・107円75銭(10月28日東京安値)
・107円63銭(一目均衡表・基準線)
・107円61銭(10/15安値-10/27早朝高値フィボナッチ23.6%)
・107円59銭(10月27日安値)
ドル円レジスタンスとしては
・108円25銭(10月27日東京午前高値)
・108円30銭(10月24日高値)
・108円34銭(10月23日高値)
・108円36銭(10月27日早朝高値)
・108円38銭(9月17日高値)がポイント。
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ドル円主要サポートライン一覧
A:107円78銭(21日移動平均線)(10月24日安値)
B:107円75銭(10月28日東京安値)
C:107円63銭(一目均衡表・基準線)
D:107円61銭(10/15安値-10/27早朝高値フィボナッチ23.6%)
E:107円59銭(10月27日安値)
F:107円14銭(10/15安値-10/27早朝高値フィボナッチ38.2%)
G:107円09銭(10月23日安値)
H:106円92銭(一目均衡表・転換線)
I:106円77銭(10月20日・22日安値)(10/15安値-10/27早朝高値フィボナッチ50.0%)
J:106円76銭(10月13日安値)
K:107円02銭(一目均衡表・雲の上限)
L:106円66銭(10月14日安値)
M:106円24銭(10月21日安値)
N:106円13銭(10月17日安値)
O:106円03銭(9月10日安値)
P:105円94銭(9月9日安値)
Q:105円50銭(10月16日安値)
R:105円27銭(一目均衡表・雲の下限)
S:105円17銭(10月15日安値)
T:104円77銭(9月8日安値)
U:104円75銭(9月4日安値)
V:104円73銭(9月3日安値)
W:104円71銭(90日移動平均線)
X:104円68銭(9月5日安値)
Y:104円29銭(9月2日安値)
Z:104円02銭(9月1日安値)
ドル円主要レジスタンスライン一覧
A:108円25銭(10月27日東京午前高値)
B:108円30銭(10月24日高値)
C:108円34銭(10月23日高値)
D:108円36銭(10月27日早朝高値)
E:108円38銭(9月17日高値)
F:108円73銭(10月8日高値)
G:108円92銭(10/1高値-10/15安値フィボナッチ76.4%)
H:108円95銭(9月18日高値)
I:108円98銭(9月23日高値)
J:109円11銭(10月2日高値)
K:109円14銭(9月24日高値)
L:109円18銭(9月22日高値)
M:109円22銭(10月7日高値)
N:109円36銭(9月25日高値)
O:109円45銭(9月19日高値)
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本日の重要指標・イベント(10月28日)
★米FOMC(連邦公開市場委員会)・初日
09:55 東京仲値(ドル円注意)
10:00~ 日銀黒田総裁・参議院財政金融委員会
14:45発表 UBS決算
21:30発表 米9月耐久財受注
22:00発表 米8月S&P・ケースシラー住宅価格指数
23:00発表 米10月消費者信頼感指数
23:00発表 米10月リッチモンド連銀製造業指数
23:00 NYオプションカット
25:00 ロンドンフィックス(ロンドン16時値決め・全通貨注意)
26:00 米国債入札(2年物/290億ドル)
26:30~ 英BOEカンリフ副総裁講演
29:00発表 米フェイスブック決算