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１０月１０日（木） 本日のドル円の見通し
20:45～
日銀黒田総裁講演
景気、物価の見通しが発言の中心になるが
米与野党協議が難航していることで
テールリスク（確率は低いが、巨大な損失をもたらす）について
どこまで言及するか。
万一の際、日銀としてのセーフティーネット
（カウンターパンチの金融緩和）のコメントに注目。
21:00～
米ルー財務長官・議会証言
本日、上院で債務上限に関する公聴会が開かれる。
これまで、ルー財務長官は
17日までに連邦債務上限引き上げ法案を議会で
可決する必要があると発言。
本日も、このスタンスを繰り返す模様だが
コメント内容に変化がある場合
市場が反応する可能性もあり、注意しておきたい。
21:30発表
米新規失業保険申請件数
米政府機関の一部閉鎖で
多くの経済指標の発表が延期されており
本日の発表には注目が集まる所。
市場予想より減少すればドル買い、増加すればドル売り傾向。
| 指標 | 値幅 |
|---|---|
| 米新規失業保険申請件数（10/3） | 23銭 |
| 米新規失業保険申請件数（9/26） | 19銭 |
| 米新規失業保険申請件数（9/19） | 30銭 |
米新規失業保険申請件数 市場予想31.1万人 前回（30.8万人）
23:00
ＮＹオプションカット
ドル円オプションを97円00銭、97円30銭、97円50銭、98円10銭に観測。
ドル円バリアオプションを96円50銭に観測。
オプションライン近くになると防戦買い、防戦売りが発生する場合も高く
市場が意識する事から要注意。
またリミット直前・直後の急な動きにも警戒。
24:00前後
米共和党・記者会見
米与野党協議は薄日がさしているものの
共和党が、条件の付いていない短期的な債務上限引き上げを
受け入れるかどうかがポイント。
発言内容次第では、大きな値動きの可能性も。
26:00
米国債入札（30年物／130億ドル）
米与野党協議が難航している事で
需要が心配されていた
昨日の米10年債入札は無事通過。
通常、入札が不調な場合は米10年債利回りが上昇。
ドル高となる傾向があるが
入札後のドル円の動きに要警戒。
ドル円チャートは
序盤に弱含みしていたNYダウは
米10年債入札が無事通過したことにより持ち直し。
米FOMC議事録の内容は強弱入り交じる内容。
オバマ大統領から、米FRBイエレン副議長が
新議長に指名されたことも下支え材料。
NYダウ26ドル高
ドル円97円48銭、ユーロ円131円77円、豪ドル円92円08銭でクローズ。
東京タイムでは
5・10日のドル買い需要が先行。
日経平均が14200円まで一時上昇。
ドル円も連れる形で97円81銭へ駆け上がった。
★一目均衡表・チャート★
上昇アタックして、一目均衡表・転換線にタッチ。
転換線を上抜けてNYクローズ出来るか注目。
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★米１０年債利回リ・リアルタイムチャート★
利回リが上昇（チャートが上方向）・・・ドル円は上昇傾向。
利回りが下降（チャートが下方向）・・・ドル円は下降傾向。
米１０年債利回り リアルタイムチャート |
ドル円は
米共和党が、短期的な債務上限引き上げを
検討しているとの話が伝わっている事で
安心感が先行しているが
日本時間24時前後に
米共和党は、記者会見を予定しており
ヘッドラインに注意しておきたい。
また、以下のポイントも現状のドル円をサポートしている。
・米FRB新議長イエレン氏就任へ
→低金利政策継続の思惑から日米欧株価下支え。
・来週13日～17日まで、中東勢は巡礼による休日
→ドル売りポジションのショートカバー
・G20財務相・中央銀行総裁会議が本日からスタート
→地元ワシントンでの開催。
万一の際も、万全の体制をアピールして安心感演出。
NYタイムでは
20:45～ 日銀黒田総裁講演
21:00～ 米ルー財務長官・議会証言
21:30発表 米新規失業保険申請件数
24:00前後 米共和党・記者会見
26:00発表 米30年債入札結果
といったイベントが予定されている。
チャートでは
200日移動平均線でサポートされた後
今月1日以来となる、一目均衡表・転換線にタッチ。
上昇継続なら、一目均衡表・雲の下限が控える
98円24銭がターゲット。
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ドル円の直近サポートとしては
97円50銭（10日移動平均線）、97円31銭（10月10日東京安値）
97円20銭（5日移動平均線）
97円13銭（10月2日安値）（10月9日NY安値）
96円94銭（10月4日安値）、96円91銭（10月3日安値）
96円82銭（10月9日安値）（200日移動平均線）に注目。
ドル円の直近レジスタンスとしては
97円86銭（10月3日高値）、98円08銭（10月2日高値）
98円24銭（一目均衡表・雲の下限）、98円27銭（21日移動平均線）
98円45銭（9月30日高値）、98円57銭（一目均衡表・基準線）
98円66銭（一目均衡表・雲の上限）を意識しておきたい。
ドル円主要サポートライン一覧
A:97円50銭（10日移動平均線）
B:97円31銭（10月10日東京安値）
C:97円20銭（5日移動平均線）
D:97円13銭（10月2日安値）（10月9日NY安値）
E:96円94銭（10月4日安値）
F:96円91銭（10月3日安値）
G:96円82銭（10月9日安値）（200日移動平均線）
H:96円65銭（10月7日安値）
I:96円55銭（10月8日早朝安値）
J:96円31銭（8月7日安値）
K:96円11銭（8月9日安値）
L:95円92銭（8月12日安値）
M:95円79銭（8月8日安値）
ドル円主要レジスタンスライン一覧
A:97円63銭（一目均衡表・転換線）
B:97円86銭（10月3日高値）
C:98円08銭（10月2日高値）
D:98円24銭（一目均衡表・雲の下限）
E:98円27銭（21日移動平均線）
F:98円45銭（9月30日高値）
G:98円57銭（一目均衡表・基準線）
H:98円66銭（一目均衡表・雲の上限）
I:98円71銭（10月1日高値）
J:98円80銭（9月25日高値）
K:99円03銭（9月27日高値）
L:99円12銭（9月26日高値）
M:99円16銭（9月24日高値）
N:99円32銭（9月18日高値）
O:99円35銭（9月23日高値）
P:99円37銭（9月17日高値）
Q:99円57銭（9月19日高値）
R:99円65銭（9月20日高値）
S:99円79銭（9月4日高値）
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本日の重要指標･イベント（10月10日）
★英MPC（金融政策委員会）・最終日
★G20財務相・中央銀行総裁会議・初日
08:50発表 対外及び対内証券売買契約
08:50発表 日本8月機械受注
09:30発表 豪9月雇用統計
09:55 東京仲値（ドル円注意）
12:45 日本国債入札（30年物／6000億円）
16:00 ロンドンフィックス（ロンドン8時値決め・ドル円、クロス円注意）
16:30～ EUファンロンパイ大統領講演
17:00発表 ECB月報
18:00 イタリア国債入札
20:00発表 英MPC（金融政策委員会）政策金利
20:00発表 英BOE（イングランド銀行）資産購入枠
20:00発表 南ア8月製造業生産
20:45～ 日銀黒田総裁講演
21:00～ 米ルー財務長官・議会証言
21:15 ECBフィックス（ユーロ注意）
21:30発表 加8月新築住宅価格指数
21:30発表 米新規失業保険申請件数
22:45～ 米セントルイス連銀ブラード総裁講演
23:00 ＮＹオプションカット
24:00 ロンドンフィックス（ロンドン16時値決め・全通貨注意）
24:00前後 米共和党・記者会見
25:20～ ECBドラギ総裁講演
26:00 米国債入札（30年物／130億ドル）
26:45～ 米FRBタルーロ理事講演
27:30～ 米サンフランシスコ連銀ウイリアムズ総裁講演
28:00～ ECBアスムセン理事講演
