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５月２２日（水） 本日のドル円の見通し
15:30～
日銀黒田総裁・記者会見
本日発表された、日銀金融政策決定会合結果は現状維持。
市場の一部からは
日本国債の利回り上昇への対策が発表されるとの思惑があっただけに
記者会見には注意しておきたい。
なお、日銀ルールにより
黒田総裁の会見内容が伝わるのは16:30頃となっている。
23:00
ＮＹオプションカット
ドル円オプションを
102円00銭、102円25銭、102円50銭、102円75銭、103円00銭に観測。
ドル円バリアオプションを103円50銭、104円00銭に観測。
オプションライン近くになると防戦買い、防戦売りが発生する場合も高く
市場が意識する事から要注意。
またリミット直前・直後の急な動きにも警戒。
23:00発表
米4月中古住宅販売件数
前回より強めの数字が予想されている。
なお、16日に発表された
米4月住宅着工件数、米4月建設許可件数の結果は強弱まちまちだった。
米4月中古住宅販売件数 市場予想499万件 前回（492万件）
23:00～
米FRBバーナンキ議長・議会証言
米上下両院合同経済委員会で
米経済見通しについて議会証言を行う。
バーナンキ議長はヘリコプター・ベンとニックネームが付いている通り
積極的な金融緩和派だが
この所の米経済指標の強い結果を受け、市場の思惑が先行している
米FRBによるQE3（量的緩和第3弾）の規模を
年内縮小or停止するとのシナリオを否定するかどうかがポイント。
発言次第では、大きな材料となるので要注意。
27:00発表
米FOMC（連邦公開市場委員会）議事録
4月30日～5月1日に行われた
米FOMC（連邦公開市場委員会）議事録が公開される。
米シンクタンクから、この議事録の中で
現在行なっているQE3（量的緩和第3弾）からの出口戦略について
記されているとのレポートが飛び出しており
米FRBメンバーの中で、どのような議論が実際交わされたのか
市場は注目している。
★EUサミット
本日、ベルギー・ブリュッセルにおいてEUサミットが行われる。
今回は、租税回避防止問題に加え、シェールガス開発など
資源確保拡大についても話し合われる予定。
欧州要人が集まるイベントだけに、発言には注意しておきたい。
ドル円チャートは
昨日、甘利経済再生担当相が
「過度な円高修正がどこで終わるか言及しない」と発言した事に加え
英4月生産者物価指数、英4月消費者物価指数
英4月小売物価指数の発表が全滅の結果になり
ドル買い基調が先行、102円87銭まで上昇したものの
102円90銭から上が重く
米セントルイス連銀ブラード総裁が
QE3（量的緩和第3弾）続行を示唆する発言を行った事で
ドル買いからドル売りとなり、勢いが加速。
ドル円102円30銭まで一時下落する一方、ユーロドルが1.2917へ上昇。
その後、やや持ち直したものの
米NY連銀ダドリー総裁がQE（量的緩和）のペースを
加速、減速の両方向のスタンスを示した事で、ドル売りが蒸し返され
ドル円102円26銭へ再下落、ユーロドル1.2916まで再上昇。
その後、やや巻き戻す動きとなり
ドル円102円52銭、ユーロ円132円31銭、ユーロドル1.2905でNYクローズ。
NYダウは52ドル高。
ブラード、ダドリー両総裁がQE続行の可能性を示唆したことを好感。
東京タイムでは
日本4月貿易収支で市場予想よりも赤字幅が拡大。
102円63銭まで上昇したものの
日銀金融政策決定会合結果が発表され
金融政策が現状維持となった事で、102円35銭まで下落。
その後、下落が一服。
日銀黒田総裁の記者会見の内容
「現時点で実体経済に大きな影響を及ぼすとは見ていない」
「市場の動きを十分点検し、必要に応じ弾力的な対応を行う」が伝わり
上下にやや動いたものの、行って来い。
ユーロ円が133円18銭に上昇する流れに伴い、ドル円も102円98銭へ上昇。
テクニカルでは
10日移動平均線が102円12銭レベルまで上昇。
NYクローズで、キープできるか注目。
本日の戦略としては
日本4月貿易収支、日銀金融政策決定会合・結果
日銀黒田総裁・記者会見
米FRBバーナンキ議長・議会証言
米4月中古住宅販売件数、米FOMC（連邦公開市場委員会）議事録
日経平均、NYダウの動きに注目。
ドル円は
NYタイムに入り、ドル買いが強まった影響を受けて
ドル円103円14銭、ユーロ円133円29銭、豪ドル円100円62銭へ上昇。
逆にユーロドルは1.2915へ下落。
この後の注目イベントとしては
23:00発表
米4月中古住宅販売件数
23:00～
米FRBバーナンキ議長・議会証言
27:00発表
米FOMC（連邦公開市場委員会）議事録が予定されている。
ドル円の直近サポートとしては
102円35銭（5月22日東京安値）、102円16銭（5月20日安値）
102円12銭（10日移動平均線）、102円08銭（5月17日安値）（5月21日安値）
101円91銭（一目均衡表・転換線）、101円84銭（5月15日安値）
101円83銭（5月16日安値）
101円78銭（5月20日早朝安値）に注目。
ドル円の直近レジスタンスとしては
103円17銭（5月22日NY高値）、103円30銭（5月17日高値）
103円45銭（2008年5月26日高値）、103円50銭（バリアオプション）
103円68銭（2008年5月21日高値）、103円76銭（2008年4月23日高値）
103円97銭（2008年5月9日高値）、103円99銭（2008年5月12日高値）
104円00銭（バリアオプション）を意識しておきたい。
主要サポートライン一覧
A:102円60銭（5日移動平均線）
B:102円35銭（5月22日東京安値）
C:102円16銭（5月20日安値）
D:102円12銭（10日移動平均線）
E:102円08銭（5月17日安値）（5月21日安値）
F:101円91銭（一目均衡表・転換線）
G:101円84銭（5月15日安値）
H:101円83銭（5月16日安値）
I:101円78銭（5月20日早朝安値）
J:101円26銭（5月14日安値）
K:100円53銭（5月10日安値）
L:100円22銭（21日移動平均線）
M:100円15銭（一目均衡表・基準線）
N:99円17銭（4月24日安値）
O:99円11銭（4月11日安値）
P:99円05銭（5月6日安値）
Q:98円81銭（5月7日安値）
R:98円64銭（5月9日安値）
S:98円58銭（5月8日安値）
T:98円48銭（4月23日安値）
U:98円09銭（4月12日安値）
V:98円04銭（4月8日安値）
W:97円62銭（4月18日安値）
X:97円55銭（4月26日安値）
Y:97円34銭（4月29日安値）
Z:97円21銭（4月17日安値）
ドル円主要レジスタンスライン一覧
A:102円67銭（5月16日高値）
B:102円75銭（5月15日高値）
C:102円91銭（5月20日高値）
D:103円17銭（5月22日NY高値）
E:103円30銭（5月17日高値）
F:103円45銭（2008年5月26日高値）
G:103円50銭（バリアオプション）
H:103円68銭（2008年5月21日高値）
I:103円76銭（2008年4月23日高値）
J:103円97銭（2008年5月9日高値）
K:103円99銭（2008年5月12日高値）
L:104円00銭（バリアオプション）
M:104円07銭（2008年4月21日高値）
N:104円22銭（2008年5月23日高値）
O:104円31銭（2008年5月27日高値）
P:104円36銭（2008年5月22日高値）
Q:104円48銭（2008年5月20日高値）
R:104円50銭（バリアオプション）
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本日の重要指標･イベント（5月22日）
★EUサミット・首脳会議
08:50発表 日本4月貿易収支
09:00～ 日銀金融政策決定会合・最終日
09:30発表 豪5月ウエストパック消費者信頼感
09:55 東京仲値（ドル円注意）
15:30～ 日銀黒田総裁・記者会見
16:00 ロンドンフィックス（ロンドン8時値決め・ドル円、クロス円注意）
17:00発表 南ア4月消費者物価指数
17:00発表 ユーロ圏3月経常収支
17:30発表 英4月財政収支
17:30発表 英MPC（金融政策委員会）議事録
18:30 ドイツ国債入札（2023年償還・50億ユーロ）
19:00発表 英5月CBI製造業受注指数
19:00～ スイスSNBジョーダンSNB総裁講演
20:00発表 米MBA住宅ローン申請指数
21:15 ECBフィックス（ユーロ注意）
21:30発表 加3月小売売上高
23:00 ＮＹオプションカット
23:00発表 米4月中古住宅販売件数
23:00～ 米FRBバーナンキ議長・議会証言
23:30発表 米週間原油在庫
24:00 ロンドンフィックス（ロンドン16時値決め・全通貨注意）
25:00～ ECBプラート理事講演
26:00～ 米ダラス連銀フィッシャー総裁講演
27:00発表 米FOMC（連邦公開市場委員会）議事録
