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9月23日(金) 本日のドル円の見通し

昨日の欧米市場の流れ
NYダウ-391ドル安-3.51%
ドイツDAX(-4.96%
フランスCAC(-5.25%
イギリスFTSE(-4.67%
NYダウは一時527ドル安まで急落。
上海総合が-2.78%、香港ハンセンが-4.85%と急落。
世界株安の様相となっている。
前日の米FOMCで景気認識が厳しいと示した事を強く意識した形だが
原油(
-6.30%)、ゴールド(-3.67%)と商品市場も下げており
不透明感を嫌う投資家が換金売りを急いでいるというのが本筋。
本日は東京市場が秋分の日で休場。
ワシントンではG20・財務相/中央銀行総裁会議
IMF/世界銀行年次総会が開かれる。
世界的な協調姿勢を取れるかどうか注目したい。

NYダウ0923CFD研究所

              (昨日のNYダウチャート→DMM FX提供)

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G20_4
東京タイムでは
08:30~
G20・財務相/中央銀行総裁会議~夕食会

日本からは安住財務相・日銀白川総裁が出席する。
円高対策として為替介入に同意を求める予定だが
IMFラガルド専務理事が単独での介入に嫌悪感を示しており
更なる介入を行う場合は、協調介入しかない。
IMFに追加拠出すれば、
フランスを巻き込んで協調介入に道が開ける可能性も。
基本的にはG7で決められない事をG20で決めるのは更に困難。
現在は欧米の対立が深まっており、
これにBRICSを中心とした新興国が加わって議論が更に複雑化する。
万一、協調対応が取れた場合は市場に対して強いメッセージとなる為
一応注意はしておきたい。

バイトマン総裁・ショイブレ財務相
NYタイムでは
21:00~
独ショイブレ財務相・独連銀バイトマン総裁講演

ショイブレ財務相は
これ以上債務を積み上げては危機と戦えない為
短期的な経済刺激には反対の姿勢。
また、財政健全化こそが市場の安定をもたらすと主張している。
一方、バイトマン総裁は
ECBのイタリア・スペイン国債購入を反対する急先鋒。
辞任を表明したECBシュタルク専務理事と同じ考えを持っている。
万一、イタリアまでデフォルト危機が及んだ場合
ECBが支えきれない事を危惧しての発言だと思うが
ユーロ圏各国の政治プロセスが遅々として進んでおらず
このままではギリシャをユーロ圏から放出するか
ドイツがユーロ圏から出て行くかの2者択一。
両名共にユーロ圏の銀行の資本増強に前向きな態度を示さず
現状の言い訳に努めた場合は、再びユーロ不安へと傾く可能性も。

23:00
NYオプションカット
ドル円オプションを76円50銭、77円00銭に観測。
オプションライン近くになると防戦買い、防戦売りが発生する場合も高く
市場が意識する事から要注意。
またリミット直前・直後の急な動きにも警戒。


ダドリーNY連銀総裁15
26:30~
米NY連銀ダドリー総裁講演

ダドリー総裁(ハト派:2011FOMC投票権あり)
米FRBバーナンキ議長の次に影響力があるダドリー総裁。
FOMCが終了しても市場の動揺は収まるどころか逆に広がっている。
本日の講演テーマは「次の金融危機への対応」
追加緩和、経済刺激策について発言すれば市場はポジティブに捉えそうだが
再び世界経済に対して悲観的な見方を発言すれば
市場がさらに換金売りを進める可能性があり、要注意。

トリシェ総裁96
29:30~
ECBトリシェ総裁講演

退任まであと約1ヶ月となったトリシェ総裁。
まさかこのような荒れた状況で
次期ドラギ総裁(現:伊中銀総裁)へバトンを渡すとは思っていなかっただろう。
ECBとしてはイタリア・スペイン国債を買い支える事しか方法は無い。
今日も改めて政治決断を促す発言となるか。
ユーロ相場には絶大なパワーを及ぼすトリシェ総裁。
該当ポジションを保持しているなら要注目。

ドル円チャートは
76円の端から端まで行ったり来たりの状況。
記事のトップで書いた通り、投資家が換金売りを進めており
従来ならスイス買いを行っていたところ、
スイス中銀がユーロペッグ(ユーロ連動制)を宣言した為
消去法からの円買いとなっている。
77円から上には9月末までに裁かなくてはいけない売りオーダーが満載。
これがいつ降りてくるかが次の恐怖。
お化けがやってきたら、76円を下抜けする可能性も。
テクニカルで一目均衡表の転換線・基準線・遅行線が全てネガティブ。
いわゆる三役逆転の状態。(下の一目均衡表チャート参照)
戦略的には
1.76円に引き付けての買い。
これは、介入警戒感をバックグラウンドにした市場の買戻しに乗る方法。
昨日も安住財務相が「断固たる姿勢を取る」と発言。
その直後、25銭ほど戻している。
一昨日は、日銀レートチェックで76円12銭から79銭まで急上昇。
具体的な作戦としては76円10銭付近レベルでの買い、
ある程度戻したところで欲張らず決済。(75円90銭にストップを必ず置いておく事)

2.77円手前での売り。
前述したように77円から上は売り遅れている実需筋の売りオーダーが満載。
今か今かと手ぐすね引いて待っている状況。
このオーダーをバックにした売りの戦略。
具体的には76円75銭、76円90銭の2段階で売りオーダーをそれぞれ50%。
(ストップは77円10銭に置いておきたい)

★どちらの戦略も、G20・IMFなどで協調対応が発表された場合は
一旦キャンセルして様子を見ながら進めたい。

★13:30現在
ドル円76円28銭。ユーロ円103円13銭。豪ドル円74円71銭。
G20・財務相/中央銀行総裁会議が終了。
緊急共同声明が発表された。
「世界経済が直面する新たな課題に対し、
力強く協調し国際的に対応する事を確約」
「為替の過度な変動や無秩序な動きは経済や財政の安定性に悪影響を及ぼす」
緊急声明発表の割には
先々週のG7と代わり映えしない具体策に欠ける内容。
声明の発表を受けて為替の反応は限定的。
東京市場が休場という事もあり、この後欧州勢が参入してからの動きに注目。

★14:30現在
ドル円76円32銭。ユーロ円103円09銭。豪ドル円74円62銭。
オランダ中銀クノット総裁が
ギリシャのデフォルトの可能性を排除しないと発言。
これを受けて、ユーロドルが再び1.3500を割り込む動きを見せている。
なお、クノット総裁は本日講演を行う独連銀バイトマン総裁と
同じくECBのイタリア・スペイン国債購入に反対している人物の一人。
材料薄のところにネガティブな材料が飛び出した事で
クロス円全般が下方向へ向くか注意したい。

クノット総裁(オランダ中銀)
※クノット総裁(前職:オランダ財務省金融市場局長・44歳)
前オランダ中銀ウェリンク総裁が財務省の規約変更で3選出来ず
今年6月末で任期切れとなり後任を務めている。

★16:00現在
ドル円76円28銭。ユーロ円103円20銭。豪ドル円74円98銭。
中国人民銀行(日本での日銀にあたる)が
本日にも預金準備率の引き下げを行うのではないかという噂が
市場で出回っているようだ。
これを受けてNYダウ先物、ユーロ円、ユーロドル、豪ドル円など
下げていた銘柄が一旦買い戻されている状況。
預金準備率の引き下げは金融緩和にあたる。
実施されれば上海株を中心としたリスク銘柄の下支え効果。
為替では貿易面での繋がりが強い豪ドルに対する影響が大きい。
但し、中国・国家外為為替局長が
中国の欧州危機への投資は限りがあると発言。
一方的な上昇とはなっていない。
この後も材料薄の中、要人発言・市場の噂で一喜一憂する可能性が大。
また、NYダウ先物の動きにも注意したい。

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本日の重要指標・イベント(9月23日)
★東京市場休場(秋分の日)
★G20・財務相/中央銀行総裁会議(-23日)
★IMF・世界銀行年次総会(−25日)
08:30~   G20・財務相/中央銀欧総裁会議~夕食会
09:00発表 豪7月コンファレンスボード景気先行指数
10:30発表 豪RBA金融安定化報告
15:45発表 仏9月消費者信頼感
15:45発表 仏9月企業景況感指数
17:00発表 伊7月小売売上高
17:30発表 英8月BBA住宅ローン承認件数
21:00~   独ショイブレ財務相・独連銀バイトマン総裁講演
23:00    NYオプションカット
24:00    ロンドンフィックス
26:30~   米NY連銀ダドリー総裁講演
27:00~   米サンフランシスコ連銀ウィリアムズ総裁講演
29:30~   ECBトリシェ総裁講演