6銭7月キャンペーン
業界最小スプレッド
ドル円0.4銭、ユーロドル0.6銭
固定!
クイック注文システムが使いやすい!
インヴァスト証券【FX24】
 

7月11日(月) 本日のドル円の見通し

ユーロ圏財務相会合4
NYタイムでは
21:45~
ユーロ圏財務相会合

本日の会合では、主要議題であるギリシャ第2次支援策に加えて
イタリア問題も協議される。

ギリシャ問題
第2次支援策の鍵となっていたフランス案による民間ロールーオーバーは
(銀行が保有するギリシャ国債をより長期の国債へ借り換えを行う)
格付け機関S&P、ムーディーズにより選択的デフォルトという格下げが
行われる可能性が濃厚。
これを頑なに嫌うECBトリシェ総裁を懐柔する事が出来ていない。
但し、ギリシャは緊縮財政法案を先月29日~30日に可決。
今月2日のユーロ圏財務相会合・電話会議で
第1次救済策(1100億ユーロ)の内、第5弾融資が承認。
8日、IMFもギリシャ第5弾融資を承認。
合わせて120億ユーロ(約1兆4000億円)の融資が決定された。
これにより、7月15日のギリシャ国債償還(24億ユーロ)だけでなく
9月までの償還国債資金繰りを確保、
当面のデフォルト(債務不履行)は回避されている。

イタリア問題
ギリシャ債務危機がイタリアに波及すると
市場では煽られている状況だが
仮にギリシャがデフォルトしても仏の14分の1、独の8分の1しか
イタリアはギリシャ国債を保有しておらず、
また格付けがS&P(A+)、ムーディーズ(Aa2)、フィッチ(AA-)と
3社全てからA格付けを付与されている。
さらに10月に退任するECBトリシェ総裁に代わり、
11月から伊中銀ドラギ総裁がECB総裁に就任。
自国の状況が荒れたまま総裁のイスに座ることは考えられず
この問題は、売り込みたい短期筋のワナだと見ている。
ギリシャがデフォルトすればイタリアよりもイギリスのほうが
保有国債量から危ない。
ユーロを売り込んで買いポジションを投げさせたい
短期筋の話にはご注意。
(ECBは8日、利上げしておりユーロ売りを続ければ続けるほど
これまでよりもコストが増大。その内、高速巻き戻しがやってくる)
格付けがDになるかもしれない国とAを保有されている国を
同一水準で売り材料には出来ない。

23:00
NYオプションカット
本日リミットのドル円オプションを、
81円25銭、82円20銭に観測。
オプションライン近くになると防戦買い、防戦売りが発生する場合も高く
市場が意識する事から要注意。
またリミット直前・直後の急な動きにも警戒。


オバマ大統領1
24:00~
オバマ大統領記者会見(米債務上限問題)
ドル円には、この記者会見が重要。
日本時間11日 朝7時~
与野党指導者を交えて協議が行われたが、朝8時15分に終了。
民主党、共和党の主張は以前隔たりが大きく議論は平行線。
明日、再び協議は行われる予定だが
取りうる策は以下の2つ。
1.米債務上限を短期間(6-8ヶ月程度)債務引き上げ
2.債務上限2兆ドル引き上げ、同額の赤字削減

1.については
時間的猶予が出来る事で、当面のデフォルトは回避。
但し、オバマ大統領は来秋の大統領選を睨み
議論の先延ばしを拒否している。

2.については
共和党は当初求めていた4兆ドルの引き上げと
同額程度の赤字削減案を撤回。
現在は2兆ドルの引き上げと
増税無しの赤字削減(社会保障プログラムの縮小)を求めている。
民主党は社会保障プログラムの縮小に反対。
増税を含む財政赤字削減プランを主張。

主要論点
A.高所得者向け税控除の縮小
B.エタノール産業への補助金廃止
C.大手石油会社への税優遇廃止
D.ヘッジファンドに通常の法人税適用(現在15%→最高税率35%)
E.医療保険制度の改革
F.失業率を押し下げる為に景気刺激策の措置

★この問題が解決すれば、ドル買い材料。問題解決まではドル売り材料。

アルコア
29:00発表
アルコア決算
米主要企業の決算発表が11日(月)から始まる。
先陣はいつもの通り米最大のアルミニウムメーカーである
アルコアとなっているが、どのような発表が出てくるか。
市場の一部では原油高とそれに連れた消費者心理の悪化が影響して
期待を裏切る発表の可能性も示唆されており、要注目。
基本的にはNYダウに直結する材料だが、
NYクローズ後の発表であり、
NYダウ先物、アジア株(日本株、上海株)にまず影響が出そうだ。

ドル円チャートは
先週金曜日の米6月雇用統計の数字がネガティブサプライズとなり
81円50銭近辺から80円50銭まで一気に急落。
この後も、クロス円に連れる展開、NYダウが弱含みして
リスク回避の円買いになれば下落基調が継続。
戦略的には
今週の見通しでも書いた通り、81円をバックに売りの姿勢だが
短期的には80円70銭がすでにレジスタンス。
テクニカルでは一目均衡表の雲がネガティブ要因。
下値サポートラインは先月30日安値80円25銭。
さらに下抜ければ80円10銭、80円ジャストが下値目途。

0711クリックドル円研究所

  (本日のドル円チャート→GMOクリック証券【FX】提供)

0711プライムFXドル円

  (本日のドル円予測チャート→FXプライム提供)

0711プライムFXシグナル

  (本日のドル円売買シグナル→FXプライム提供)

ドル円予測チャートでは、この先下降を示している。
買いよりも、戻り売りが有利。
ユーロ円を中心としたクロス円に連れる展開に注意したい。

FXプライム7月キャンペーン
この先の値動きを予測する。新タイプの相場分析ツール
大好評!
1クリックで将来の値動きを予測できる「ぱっと見テクニカル」!


※この先の予測を無料お試し→
ぱっと見テクニカル

テクニカル分析が苦手なあなたにおススメ!
伊藤忠・FX売買シグナルと合わせて使えば鬼に金棒
初心者大歓迎!
1000通貨、取引手数料無料!
伊藤忠グループのFXプライム
FXプライム

本日の重要指標・イベント(7月11日)
★日銀金融政策決定会合
08:50発表 日本6月マネーストックM3
10:30発表 豪5月住宅ローン貸出
15:00発表 日本6月工作機械受注・速報値
21:00~   オーストリー中銀ノボトニー総裁講演
21:30~   OECDグリア事務総長講演
21:15発表 加6月住宅着工件数
21:45~   ユーロ圏財務相会合
23:00    NYオプションカット
24:00    ロンドンフィックス
24:00~   オバマ大統領記者会見(米債務上限問題)
29:00発表 アルコア決算