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このチャートは週末終了時、7/2(土)早朝クローズ(朝6時)の
ドル円、NYダウ、原油のチャートを示している。


0702ドル円研究所

  (週末クローズ時のドル円チャート→サクソバンクFX提供)

0702ドル円研究所

  (週末クローズ時のドル円チャート→DMM FX提供)

NYダウ0702CFD研究所

  (週末クローズ時のNYダウチャート→DMM FX提供)

原油0702CFD研究所

  (週末クローズ時の原油チャート→DMM FX提供)

今週もギリシャ問題が市場の最重要テーマとなる中
週前半はギリシャ議会で緊縮財政計画採決(29日~30日)が行われた。
結果は可決となり、ギリシャの当面のデフォルトは無くなった。
但し、格付け会社がギリシャ国債の扱いに対してまだ最終的な態度を
示していない為、まだ注意が必要。
(国債引き下げの場合は、金融機関の自己資本問題、欧州ストレステストに
絡んでくる為)
★欧州ストレステストについては→ユーロ研究所
この判断は7月11日のユーロ圏財務相会合前後で示される模様。
週後半は米経済指標に注目が集まる形。
6/30(木)米6月シカゴ購買部協会景気指数が
市場予想を大きく超える
ポジティブサプライズ。(市場予想54.0→結果61.1)
7/ 1 (金)米6月ISM製造業景況指数も弱い市場予想を覆す結果となった。
これによりドル円が上昇。81円台に突入するが、ドル売り圧力も依然強く
再び80円台に押し戻されて80円82銭で週末クローズ。

今週の米経済指標の結果(6/27~7/1)
日付指標市場予想結果
6/27(月)米5月PCEデフレーター+2.5%+2.5%
6/27(月)米5月PCEコアデフレーター・前月比+0.2%+0.3%
6/27(月)米5月PCEコアデフレーター・前年比+1.1%+1.2%
6/27(月)米5月個人所得+0.4%+0.3%
6/27(月)米5月個人支出+0.1%±0%
6/27(月)米6月ダラス連銀製造業活動-3.2%-17.5%
6/28(火)米4月ケースシラー・前月比-0.20%-0.09%
6/28(火)米4月ケースシラー・前年比-3.95%-3.96%
6/28(火)米6月消費者信頼感指数61.058.5
6/28(火)米6月リッチモンド連銀製造業指数-3+3
6/29(水)米MBA住宅ローン申請件数なし-2.7%
6/29(水)米5月中古住宅販売成約・前月比+3.0%+8.2%
6/29(水)米5月中古住宅販売成約・前年比なし+15.5%
6/30(木)米新規失業保険申請件数42.0万人42.8万人
6/30(木)米6月シカゴ購買部協会景気指数54.061.1
7/ 1 (金)米6月ミシガン大学消費者信頼感指数72.071.5
7/ 1 (金)米6月ISM製造業景況指数52.055.3
7/ 1 (金)米5月建設支出+0.1-0.6


ここでドル円にとってドル売りの材料の一つである
米債務上限問題を考えてみたい。

「米債務上限問題」
米財務省は毎月1250億ドルが必要だが、
連邦債務は上限に達しており(14兆3000億ドル 円換算:約1160兆円)
引き上げられない場合、米財務省の資金繰りが困難になる。
上限引き上げには米議会承認を得なければならないが
2012年の大統領選挙の思惑が絡み、与野党交渉は難航。
最終デッドラインは8月2日となっているが
議会手続きを考えると7月22日というのが現実路線。
(法案審議の事前公表規則)
仮に期限までに連邦債務の上限を引き上げられない場合には
米国債がトリプルA格付けを失い金利が上昇する。
通常信用度が上がる事で上昇する場合、米株高、ドル高となるが
今回のように信用度が下がる事で上昇する場合、米株安、ドル安となる。
また連鎖的な反応でドル円にも大きな影響が出てきかねない。
(リスク回避行動、円買い需要上昇)

要人発言、格付け会社の反応

米ガイトナー財務長官
「議会で上限引き上げ合意出来なければ銀行システムに混乱をもたらし
世界経済に大きなリスク」

IMF「金融市場での米国債が果たしている役割を考えれば、
リスクは世界的にも大きな影響」

米フィラデルフィア連銀プロッサー総裁
「民主党、共和党の上限引き上げ対立は、米景気回復に影を落としている」

S&P「債務上限引き上げが行われない場合、
国債格付けを最低のD(デフォルト)まで引き下げる」

なお、与野党間の交渉が難航している為
先月30日、オバマ大統領、米民主党は
債務上限の一時的な引き上げ案を検討開始。
同案が成立すれば7ヶ月間の猶予が出来る。
これまで市場では
ギリシャ問題に関心テーマが集中していた事もあり
米債務上限問題はあまり意識されていなかったが
期日が迫ってきており、今後このテーマがクローズアップ。

ドル円チャートは
週前半に一目均衡表の雲に突入したが
週末クローズ時点では再び雲の下に下落している。
来週は雲のねじれに当たる為、注意深く動きを見る必要がある。
現状、前月2日高値81円30銭が上値に蓋をする格好。
これを上抜けると5月31日高値81円75銭への道が開ける。
一方、再び転換線を下抜けると
先月30日安値80円24銭がターゲット。
さらに80円ジャストへの攻防となるが
このラインは6月中旬から幾度もチャレンジしては超えられないレベル。
大きな材料抜きで下抜けは困難。
来週末には米6月雇用統計の発表が控えているが
現在のところ前回5.4万人増加に対し、8.3万人の増加が見込まれている。
また前日の米6月ADP雇用統計においても
前回3.8万人増加に対し7.0万人増加予想。
雇用環境の改善はドル高要素。
戦略的には前述の80円24銭をバックに買いを推奨。
よほど雇用統計が市場予想を割り込まない限り
上方向のリスクを頭に入れつつ押し目買いのチャンスを待ちたい。

0702プライムFXドル円

  (週末クローズ時のドル円予測チャート→FXプライム提供)

0702プライムFXシグナル

  (週末クローズ時のドル円売買シグナル→FXプライム提供)

ドル円売買シグナルでは
買いシグナルが増加する反面、売りシグナルも増加。
一時のような下値不安ばかりが目立つ状況ではないが
売り圧力も感じられる状況。
予測チャートでも上値を抑えられながらの緩やかな上昇を示唆しており
押し目をうまく拾う戦略が有効。

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来週は4日(月)が米市場が独立記念日により休場。
本格的な動きは5日(火)からとなりそうだ。
来週末には米6月雇用統計のビッグイベントを控えており、
ドル円がさらに上値を伸ばせるかどうか注目したい。

来週のビッグイベント
7/4(月)★米市場休場(独立記念日)
7/5(火)豪RBA政策金利・声明文
7/6(水)米6月ISM非製造業景況指数
7/7(木)豪6月雇用統計、
             英MPC金融政策委員会政策金利、英BOE資産購入枠
             ECB理事会政策金利、米6月ADP全国雇用者数
             ECBトリシェ総裁記者会見、
米新規失業保険申請件数
             米週間原油在庫
7/8(金)日本5月貿易収支、米6月雇用統計
             ECBスマギ理事講演

7/4(月)~7/8(金)の重要指標・イベント

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