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NYタイムでは
23:00発表
米5月中古住宅販売件数
依然として住宅セクターの回復は遅れている。
今回はまたマイナス予想となっているが
過去1年でこのパターンは5回あり、上回ったのは2回のみ。
市場予想よりもマイナス幅が小さい発表ならドル買い、円売り。
逆にさらにマイナス数値が増える悪い発表ならドル売り、円買い。
米5月中古住宅販売件数・前月比 市場予想－5.0％ 前回（－0.8％）
（過去1年間：市場予想を上回る確率50％）
米5月中古住宅販売件数・年率換算 市場予想480万件 前回（505万件）
（過去1年間：市場予想を上回る確率50％）
23:00
ＮＹオプションカット
本日リミットのドル円オプションを、
80円50銭、80円75銭に観測。
オプションライン近くになると防戦買い、防戦売りが発生する場合も高く
市場が意識する事から要注意。
またリミット直前・直後の急な動きにも警戒。
26:00～
IMFリプスキー専務理事代行講演
ストロスカーン前専務理事の逮捕により、今月末までの代行。
リプスキー氏自身は8月での退任が決定している。
IMFの次回融資はユーロ圏の協議次第だと発言しており、
7月3日の次回ユーロ圏財務相会合を踏まえた判断になる模様。
30:00～
ギリシャ内閣信任投票（日本時間22日早朝6:00～）
★ギリシャ国会生中継→ライブ映像はこちら
信任の為には300票中120票が必要。
与党PASOK（全ギリシャ社会主義運動）は155票を有しているが、
与党内でも激しく意見が分かれている為、信任されるかは微妙な情勢。
先週17日に内閣改造を実施。
国民、与党内からの反発が強いパパコンスタンティヌ氏を更迭し、
ベニゼロス新財務相を据えた。
それでも国民の約半数が780億ユーロの緊縮財政案に反対している状況。
万一、信任投票を乗り切らなければ、総選挙or連立政権という選択になる。
また、EU・IMFからの支援プログラム成立が遅延する事から
不透明感が強まりユーロ売り（リスクオフのドル買い）
逆に信任されれば、ユーロ買い（リスクオンでドル売り）となるが
票数によっては、緊縮財政案可決のハードルが上がる為
買い一辺倒となるかは不透明。
★ドル円はリスクオフの場合には円買い、
リスクオンでもドル売りの影響が出やすく
ストップ買いを巻き込まない限り急上昇は難しい。
ドル円チャートは
明日の米FOMC、ギリシャ内閣信任投票を控えて値動きが乏しい状況。
戦略的には23：00の米5月中古住宅販売の結果を見てからというのが賢明。
他に強い材料もなく、前述のイベント2つを控えており動きづらい。
80円40銭の上には短期筋のストップ買いがあり、
巻き込めば60銭レベル付近までの上昇も。
下を攻めるならまず80円の買いオーダーを突破する必要。
79円90銭の下にはストップ売りを観測しており、これを付ければ更に下落。
（本日のドル円チャート→サクソバンクFX
（本日のドル円予測チャート→ＦＸプライム提供）
（本日のドル円売買シグナル→ＦＸプライム提供）
依然としてドル円の買いシグナルは短期のみ。
予測チャートでも下落した後の上昇が出ている。
NYタイムでは米5月中古住宅販売の発表があり
この結果に注目。
本日の重要指標･イベント（6月21日）
10:30発表 豪RBA金融政策決定理事会議事録
17:00発表 南ア1−3月期経常収支
17:30発表 英5月財政収支
18:00 ギリシャ国債入札
18:00発表 独6月ZEW景気期待指数
18:00発表 ユーロ圏6月ZEW景気期待指数
19:00発表 英6月CBI製造業受注指数
20:45発表 米週間チェーンストア売上高
21:30発表 加5月景気先行指数
21:30発表 加4月小売売上高
21:55発表 米週間レッドブック大規模小売店売上高
23:00 ＮＹオプションカット
23:00発表 米5月中古住宅販売件数
24:00 ロンドンフィックス
26:00～ スイスSNBヒルデブランド総裁講演
26:00～ IMFリプスキー専務理事代行講演
30:00～ ★ギリシャ内閣信任投票
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