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ドル円の来週の見通し 5/21(月)~5/25(金)

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1.日銀金融政策決定会合
2.日本4月貿易収支
3.日銀白川総裁記者会見
4.米NY連銀ダドリー総裁講演
5.米国債入札
6.米重要経済指標

1.日銀金融政策決定会合
来週22日(火)~23日(水)
日銀金融政策決定会合が行われる。
市場で、現行0.1%が付与されている
超過準備預金金利を0%に引き下げるという噂が浮上。
海外勢が今週円売りを仕掛ける材料の一つとなった。
一旦、米シンクタンクのレポートでこの噂は否定された形だが
ドル円が79円を切る水準まで突っ込んできているだけに
何らかの緩和が行われてもおかしくない。
会合を睨み、市場で新たな思惑が出てくる可能性も。
23日に発表される会合結果と合わせて十分注意したい。
2.日本4月貿易収支
来週23日(水)08:50
日本4月貿易収支が発表される。
市場では原発が停止されていく裏側で
LNG(液化天然ガス)輸入が引き続き増大。
今年1月以来となる赤字の予想となっており
昨年のタイ洪水の影響から自動車など輸出セクターがどこまで
立ち直っているかがカギ。
市場予想を上回る赤字となれば円売り材料。
日本4月貿易収支 市場予想-4708億円 前回(-845億円)

3.日銀白川総裁記者会見
来週23日(水)15:30~
日銀白川総裁記者会見が行われる。
日銀として、同日発表される日銀金融政策決定会合の内容を
説明することが主な目的だが
海外勢を中心に次の一手を探るイベントとなっている。
市場では今回の会合で追加緩和を見送る場合
7月に行われるのではないかという噂がすでに出ており、要注意。

4.米NY連銀ダドリー総裁講演
来週24日(木)23:30~
米NY連銀ダドリー総裁講演が行われる。
今月8日の講演では、インフレ目標に言及したものの
金融政策に関するコメントは聞かれず。
市場は来月19日~20日に行われる
次回米FOMC前にヒントを求めており、どのような発言が出てくるか。
今年の投票権を持つだけでなく
米FRBメンバー内で一・二を争うハト派。
踏み込んだ発言が出てくる可能性もあり、要注目。
5.米国債入札
来週22日(火)~24日(木)の3日間、米国債入札が行われる。
ギリシャ問題が市場を揺るがしており
米国債への需要は高いことが予想される。
基本的な傾向としては
入札が好調ならば米10年債利回りの低下→ドル円下落
入札が不調ならば米10年債利回りの上昇→ドル円上昇という形だが
入札結果発表直後(深夜2:00)の米10年債利回りには注目したい。
米国債入札スケジュール
22日26:00発表 米国債入札(2年債・350億ドル)
23日26:00発表 米国債入札(5年債・350億ドル)
24日26:00発表 米国債入札(7年債・290億ドル)
ドル円が急変する場合には
米10年債利回りの動きが連動するので
こちらも必ず確認したい。
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6.米重要経済指標
来週は米4月中古住宅販売件数、米3月住宅価格指数
米4月新築住宅販売件数といった住宅関連指標だけでなく
米4月耐久財受注、米新規失業保険申請件数
米5月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値といった
重要経済指標が発表される。
今週はネガティブな数字を
ドル円を売り込む材料のキッカケとして使われただけに
強い結果が出た場合に、流れが巻き戻される可能性も。
一つ一つの発表を注意深く見て行きたい。
| 日付 | 指標 | 市場予想 | 前回値 |
|---|---|---|---|
| 5/21(月) | 米4月シカゴ連銀全米活動指数 | 未定 | -0.29 |
| 5/22(火) | 米4月中古住宅販売件数 | 461万件 | 448万件 |
| 5/22(火) | 米5月リッチモンド連銀製造業指数 | +11 | +14 |
| 5/23(水) | 米MBA住宅ローン申請指数 | 未定 | +9.2% |
| 5/23(水) | 米3月住宅価格指数 | +0.3% | +0.3% |
| 5/23(水) | 米4月新築住宅販売件数 | 33.5万件 | 32.8万件 |
| 5/24(木) | 米4月耐久財受注 | +0.8% | -4.0% |
| 5/24(木) | 米4月耐久財受注(除輸送用機器) | +1.1% | -0.8% |
| 5/24(木) | 米新規失業保険申請件数 | 未定 | 37.0万件 |
| 5/25(金) | 米5月ミシガン大学 消費者信頼感指数・確報値 | 77.8 | 77.8 |
ドル円チャートは
欧米経済指標に特段の材料が無い中
欧州株、NYダウを睨みながらの動き。
フェイスブックの取引開始時刻前後に
仕掛け的な円買いで79円02銭まで下落。
一旦、79円のバリアオプションの防戦買いで戻したものの
早朝4時以降はドル売りに押される流れとなり
79円を割り込み78円99銭を付けた。
79円01銭で週末クローズ。
テクニカルでは
2/1-3/15年初来安値・高値フィボナッチ61.8%戻しである
79円14銭を下抜け。
78円49銭(200日移動平均線)がターゲットとして捕捉された状況。
来週の戦略としては
円買いに続きドル売りが強まり、バリアオプションの79円をヒット。
78円台に入れば、政府関係者からのコメントも強まることが予想され
市場でも介入警戒感を意識せざるを得ない。
200日移動平均線を睨む形で買いオーダーも出てきそうだ。
週明けは米キャンプデービッドでG8が18日~19日に開催されており
終了後の共同声明発表、ヘッドラインに注意。
また、22日~23日に日銀金融政策決定会合・日銀白川総裁記者会見が
予定されており、会合を意識した形で円買いが巻き戻される可能性も。
ドル円は
78円85銭(昨年10/31-3/15高値安値フィボナッチ61.8%戻し)
78円79銭(2月17日安値)、78円49銭(200日移動平均線)の
3つのサポートに注目。
78円50銭にはオプションが設定されている上
実需では原発が全停止した事に加え
夏季の需要に備える為、火力発電はフル稼働
燃料となるLNG輸入に伴うドル買い円売り需要は旺盛。
下値では一定の歯止めになってきそうだ。
レジスタンスとしては
直近の79円14銭
(2/1-3/15年初来安値・高値フィボナッチ61.8%戻し)
5日、10日、100日移動平均線、一目均衡表・転換線が
集中する79円70銭~80銭のゾーンをまず意識したい。
主要サポートライン一覧
A:78円85銭(昨年10/31-3/15高値安値フィボナッチ61.8%戻し)
B:78円79銭(2月17日安値)
C:78円49銭(200日移動平均線)
D:78円35銭(2月16日安値)
E:78円28銭(1月25日高値)
F:78円18銭(2月15日安値)
G:77円79銭(2月10日高値)
主要レジスタンスライン一覧
A:79円14銭(2/1-3/15年初来安値・高値フィボナッチ61.8%戻し)
B:79円71銭(5日移動平均線)
C:79円77銭(10日移動平均線)(一目均衡表・転換線)
D:79円82銭(100日移動平均線)
E:80円05銭(4/20-5/18高値・安値フィボナッチ61.8%戻し)
F:80円16銭(一目均衡表・雲の上限)
G:80円19銭(5月14日高値)
最新分のIMM先物ポジション(5月15日現在)では
円ショート(円売り)が縮小。
15日以降に円買いがさらに大きく進んでいる為
来週発表分ではさらに縮小していることが考えられる。
この事を踏まえれば、ポジション調整が一服した可能性も。


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